作成者 †
Palantir
CoCプレイ 03回 / KP01回
タイトル:彼方の知識 †
いわゆるRailPlayingGame?らしい…。これはまぁ、仕方ない。
メインギミック †
彼方なる知識 技能値=10+クトゥルフ神話技能+減少SAN で振ることができる。
成功するとSANチェックと共に有用な情報が得られる。
消費するSAN値は1/1d6である。
クリティカルで致命的なヒント+消費SAN値1d10/3d10
ファンブルでどうでもいい情報+SAN1/1d6
彼方なる炎 技能値=10+クトゥルフ神話技能+減少SAN で振ることができる。
成功すると 3d10の炎ダメージを与えることが可能である。戦闘以外では使ってはならないことを知っている。
消費するSAN値は1/1d6である。
クリティカルで炎の精の召喚、ダメージとSAN減少が2d3回起こる。
ファンブルで自分に1d6のダメージ
もしかしたら行動消費なしで使えるようにしたほうがいいかもしれない。
また、呪文を口にするわけではないので、気絶していない限りいつでも発動可能である
更に、もしかしたら気絶している時にも自動発動してもいいかも…。
戦闘以外で使った場合、自分が燃える。
やってみたらなんか想像より成功確率が低かったので、基礎値を30とか50にしてもいいと思う。
解説 †
SAN値を消費して短時間で探索をし、強敵を打ち払う術を提供する。
時間経過でSANをどんどん削っていき、焦らせながら自らを削らせる。
時間経過以外のでのSAN減少は少なめにすること。
また、一時的狂気と不定の狂気はデフォのまま行うと危険すぎるので、炎への異常な執着とか、好戦的になるとか、使命を最優先でこなすように思考が固定されるなど…?
導入 †
あなたは夢をみる。
それは深淵の彼方からあなたに話かける光である。
あなたは知覚しても理解できず、また現実と認めることもできない。
あなたは夢をみる。
あなたは明確な意思を受け取る。
それは幽閉されており、あなたに解放を求めていると。
あなたは夢をみる。
より確かに、より明るく、より詳しく、より細やかに
それの場所と、やるべきことと、
自分の変化と、その末路と、
あなたは夢をみる。
より確かに、より明るく、より詳しく、より細やかに
それは確信に変わる、あなたはこの夢があなたを蝕んでいると
それは確信に変わる、あなたはこの夢を終わらすにはそれの願いを叶えるしかないと
クトゥルフ神話 +5
SANチェック 3/3d6 (狂気はなし)
あなたは次の権利を得る
どれかの能力値+5 (SAN、HP、MP、幸運、知識、アイデアの変化はなし
望むなら SANチェック 3/3d6
更にクトゥルフ神話+5
HP+10、MP+10、どれかの技能値を最大に(幸運、知識、アイデアでもOK)
シナリオ全般 †
あなたは何らかの手段である半島のある地に到着した。(PCに依る)
宿はひとつしかなく、人もまばらにしか住んでいない。
その宿であなたは一晩を過ごす。
あなたは夢をみる
すぐ近く、光りがあることを
それを解放すれば、あなた達が救われることを
SANチェック1/1d3
あなたはロビーであなたと同じ目的の仲間と会う。
それは本能的に分かり、疑いようもない。
古くからの親友に会ったかのように、あなた達は話し合う。
あなたたちはこの周辺に夢に見た光があることを確信し、調査を行うことにした。
周辺エリア探索パート †
周辺エリアの探索を行う。彼方の知識成功で1段階進めることができる。
フラグは5段階あり、徐々に回収していっても、彼方の知識で1つづつ回収しても良い。
時間を優先するなら、周辺の建物は神社だけでよい。
Lv.1 この地に炎の伝承があることを聞き、近くの神社にそれらをまとめた書物があることを知る。
推奨ロール 宿の店員に聞く、道の行く人へ行くなど
Lv.2 神社の書物を読み、海岸沿いで火を治める祭りがあったことを知る。また、洞窟があると言われているが、見つけた人は今までにいない
推奨ロール 本を読めばいい。しかし、神社の人は非協力的である。説得なり言いくるめなり奉納なりをしよう。まんじゅうでも買っていけば割りと協力的になる。非協力的な理由は、書物を取り出すのが面倒くさい程度である。
Lv.3 海岸沿いの探索を行う。意識して見ると、炎の加護があるあなたたちには洞窟があることがはっきりと見える。これは、知っていて、炎の加護がなければ見ることができない。
推奨ロール 見に行けばいい。場所の特定は幸運0.5pt、ナビゲーション1pt、情報収集1ptとし3pt獲得すれば行く事ができる。
Lv.4 近くまで行くと鍵がかかっていることが分かる。扉にはあの神社の紋が刻まれている。これを開ける。彼方の知識を使う場合は自動的に攻撃判定になり、炎の精が扉を溶かす。
推奨ロール カメラで撮影するなりして、特徴を抑えて神社に行けばもらえる。面識がない場合はまんじゅうか何かを買っていくところから
Lv.5 実は鍵が開かないことが分かる。ここでは知識を使って強制的な炎誘発をさせる。
洞窟探索パート †
洞窟は全4階層にわかれている。洞窟探索ではかなたの知識を使ったらどんどん良い情報を与えよう。
ちなみに洞窟は基本的に暗闇であり、PC達が入ってこない限りOFFのスタイルである。
NPCを持ち込むこともできるが、相当数のグールの目撃により発狂するであろう。
彼方の知識を持たないキャラが入った場合、自動でPOW(15)対抗ロールが入る。負けた場合はSANチェック4/3d6
これで発狂すると1金切り声、2殺人衝動、3逃走願望でロール。
その代わりに炎の信仰者のMPは1d3削られる。
B1F 特に何もない。まばらにグールが居る。
B2F 鍵がある部屋がある。中に炎の信仰者(半人半グールくらい、○ほのお)がおり、鍵を守っている。
B3F 炎を治めるためのアーティファクトがある。まばらにグールがいる。
B4F 鍵付きの扉がある。奥には強化グール(未定)がおり、これを倒せば勝ちである。
奥の炎の精(火之迦具土)を解放する際に、クトゥグァが迎えに来る。3Fのアーティファクトがなければ扉を開けた人に1d100の炎ダメージを与える。彼方の知識で事前警告はもちろん行うので、気づかなければほぼ即死であると考えてもらっていい。
ここは若干冗長なので短くしなければならない。
隠れるや隠すで先制が取れないようなギミックをいれるべきと、グールだけだとつまらないので、ゾンビ犬とか、ゾンビ猿とか、面白い野生生物のゾンビを入れるといいかもしれない。
どうしようもない状況にして彼方の炎を使わせよう!
脱出パート †
知識と炎の精の召喚がなくなった状態で帰還をすることになる。
グールを倒していない場合は幸運で振って接触させてもいい。
精算パート †
ちょっと増えすぎた能力は戻す。
SAN値回復は3d10
フローチャート †
①周辺エリア探索パート
目標:海岸沿いの洞窟を見つける。
ヒント:海岸になにか妙な感じとか、中身のヒントとか
②洞窟探索パート
全4階層
1階は普通のダンジョンである。
2階に鍵があり、それを守る深きものどもがいる。
3階には炎を抑えこむための魔導具がある。(持って行こうとすると若干怒られる。)
4階に炎の精が封印されている。
鍵を開けるとボス戦
③脱出パート
炎の精を解放すると、クトゥグアが現れ炎の精を連れて消えていく。
対策が無ければ1d100の炎ダメージを受ける。
これで終わり
④精算パート
超常技能は消えるが、3d10のSAN回復
また、現在の彼方の知識の分だけ技能値を振って良い。
発狂ルールに関して †
この条件で発狂ルールを適用してはつまらない冒険になってしまう。
1時間で5以上のSANを消失した場合、アイデア発狂を行う。その際に成功した場合にはPOWを消費して戻すことが可能である。
放っておくとSAN値か耐久を犠牲にクトゥグアが起こしてくれることであろう。
1 異常なフェティッシュ
2 現実否定
3 失声
4 異常な独占欲
5 炎への恐怖
6 金切り声
敵の設定 †
幽鬼
HP 15+1d3
STR 3d6 DEX 1d6 DB 0
殴り 75 1d3+1+
爪 30 2d3(裂傷)(所持確率50%)
組み付き 25
ダメージに応じて動きが鈍る
できるのならば2回行動
※信者の成れの果て、失踪した人たちの肉体を媒介に炎の信仰者が操っている。その性質上動きはトロいが、ダメージはバカにならない。
炎の信仰者
HP 30+1d6 MP 3d6;
STR 3d6 DEX 3d6 DB 0
炎ダメージを無効化する。
偽火精の召喚 70 2d6 回避不能 消費MP1d3
殴る 70 1d3
自己炎上 50 毎ターンHP1回復 対物理カウンターダメージ1d2
自己消化 50 炎上の効果終了
炎上中は偽火精の召喚ができない。
十拳剣で大ダメージ(4d6+db)が入る。さすが火神を切った剣である。
かつてクトゥグアを召喚したものの成れの果て、自分を自分の魔術で操っている状態である。朽ち果てるはずの肉体はクトゥグアの炎の呪いで朽ちることがないようだ。
ダメージが高い行動をしてくる上、自己回復+カウンターを行う面倒くさいやつ。
まさかのCoCガチバトル要員。
アーティファクト †
十拳剣 †
神造武器・・・ではなく、炎の信仰者が十拳剣の名前を借りて治めた日本刀、作られたのは1700年頃であり、立派な名刀である。
一切錆びておらず、炎を治める効果がある。しかし、これはクトゥグアの炎と信仰者の呪術が合わさった結果である。これを持ち逃げしても炎を治めることは一時的にできるが、洞窟から持ちだした時点で相性悪による劣化が始まり、1年くらいで普通の日本刀に戻るであろう。
逆に言えばこれを持った時点で1年の猶予はある。また、直接献上しても彼方の知識を消すことは可能である。
封印がなくった状態で洞窟を放置すると、きっかり24時間後に火之迦具土が顕現し、周辺を燃やし尽くし去っていくという(設定)。
ちなみに売ったら300万程度である。高い。
永遠の炎 †
日本古来の火の神についてまとめられたものである。
天照大御神、火之迦具土、伊邪那岐について詳しく書かれている。
また、クトゥグア召喚の魔術も書いてある。
おそらくはこれを参考に、クトゥグアを召喚し、その一部を火之迦具土として封印したのだろう。
日本書紀の内容を間違えてかかれているため、火之迦具土を天岩戸に封印したのだろうか?
シナリオ外のうんたらかんたら †
炎のアウターゴッズ、クトゥグアに関連するシナリオである。
日本に封印されていたクトゥグアの一部であるを解放するのが目的である。そうしないとPCが狂ってしまうのだ!
かつてクトゥグァの召喚で呼ばれた炎の一部が呪術で封印されている。それを勝手に火之迦具土神として崇めている。邪教徒により召喚が行われ、その一部を火之迦具土神の名を持って治め、封印したのだろう。全く、やることが大胆である。
かつて大規模な集団失踪事件が起っており、恐らくはMP確保のための生贄にされたのだろう。また、召喚した本人は完全に善意である。悪かった時代を生き残るためには依代が必要だったのだろう。
封印は強力なため、鍵は封印の近くに置いて無くてはならない。(というご都合主義
それは約1mの刃を持つ日本刀であり、十拳剣の名を与えられている。と言っても、後天的に名付けられ、崇められただけなので本当の神造武器ではない。火を治めたりや火之迦具土を封印することはできても、クトゥグアが燃やそうと思えば一瞬である。
クトゥグアはひょんなことから忘れていた分身のことを思い出し、なんとなく探索者にテレパシーを送ることにしたようだ。
本来クトゥグアは現世にかかわらないことにしているようだが、よく考えたら自分の一部が自分にないというのは何やら嫌な感覚であると考えたらしく、今回は割りとやる気っぽいです。
2つの力はSAN値を生贄に強力な探索技能と強力な攻撃を使うことができる。どのようにキャラメイクしても役に立てるが、使い過ぎると即発狂である。ご利用は計画的に!
元々は深海の知識という感じでクトゥルフの呼び声が知識を授けるという感じで、フルメタル・パニックのウィスパードをイメージして造ったオリジナル技能である。(なんか見た気もするけど思い出せない)
C3(シーキューブ)の戦えば戦うほど弱くなるなど、そういったギミックを入れたかったということもある。
あとは炎の精だと味気ないので火之迦具土か天照大御神辺りを幽閉すれば完了。
都合の悪いことは全部ニャル様に頼もう。
探索者が自らSANをゴリゴリ削っていく+逃亡=死というギミックは割りと好みである。自分ではプレイしたくないが。
一度KPしてみて †
時間が長いのが問題ということで時間短縮ギミックを作ったら1回も使われなかったでござる。シカタナイネ。
あと、無駄な場所を出すのはNGということを学びました。最小限のエリアしか開示しないほうがイイネ。
都合洞窟は2階建てになりました。
結構な数のグールを出して、炎を使うようなキーピングしてもいいかもしれない。その場合、炎の消費ターンを0にするというのもいいかも。その勢いで炎の洗礼者に突っ込んでPCを1人焼きつくすとか…。
とりあえず、回避+武道:受け流しでも若干苦戦する難易度でいいかもしれない。