はじめに †
スカイプセッションで1度身内でプレイ済み
プレイ時間は3時間半程度
注意 †
これをプレイすると思うあなたは絶対にこのシナリオシートを見ないでください。
一応完成、あとはKPやりつつ修正しよう。
お約束 †
タイトル通りPLの温情に頼るシステム構成です。
①地図から出ない
②帰らない
③逃げない
④一生懸命探索する
これが前提のシナリオです。地図外は未定義なので、出るとシナリオ崩壊するんでやめて下さい。
あとあんまり強い動機じゃないんですけど、頑張ってください。
もういっこ、KP下手でも怒らないで下さい
シナリオシート †
コンセプト †
・PLの自由度にまかせたPLロール主体のシナリオ
何してもいいし、割りと広い空間を開放するけど、逃げないでください。
・3時間で終わろう!なのでギミックは1つだ。
短時間なのでとてもじゃないけど色んな要素は入れません。
KPの呼び声 †
それはことが起こる前…。
あなたは眠っています。
あなたは深く眠っています。
その中であなたは大きな偉大なるものに話しかけられます。
あなたはいつ生まれ、いつ死にますか?
あなたの家族はいつ生まれ、いつ死にますか?
あなたの国はいつ生まれ、いつ死にますか?
あなたの世界はいつ…。
何事にも始まりと終わりがあります。
これは、あなたが住む、この日本のはじまりと終わりの物語です。
さて、こんな出来事すっかり忘れて、あなた達は目を覚まします。
導入 †
探索者たちは、大学時代の友人である。
大学時代は日本の歴史を先行しており、特に日本神話はいかにして生まれたかを研究で取り扱っていた。
※どの程度真面目に扱っていたかは、PLのリアル知識に依存していい。詳しい人は相当研究熱心だったのであろう。全く知らない場合は興味はあるが、あくまで趣味の範囲であり漫画で分かる古事記を斜め読みしただけかもしれない。ただ、動機付けとして必ず日本神話系に興味があったことにする。
あなたたちには共通の友人○○がいる。
○○は大学に残り研究を続けている。ポスト獲得争いには落ちたようだが、自分の好きな研究を続けられることと、たまに居る意欲ある学生達に、夢と実技を語ることを心から楽しんでいるようだ。妻はいるが子供はいない
ある日、Skypeチャットで○○があなたたちに話しかけた。
なぁ、最近○○県の○○市に日本神話の出典があるんじゃないかと調べがついたんだ。
お前ら確か今○○県に住んでるよな?○○市も近いだろうし、もしよかったら昔のよしみで調べてくれないか?
恐らく、創世に近いもの、何か、日本の成り立ちに関係があるものが…。
そんなものがあるはずなんだ。残念ながらオレは行けないんだが…。
どうだ?
あなたたちは旧友の頼みということもあり、自分の興味ということもあり、久々に同窓会ができるということもあり、喜んで向かうことにした。
ありがとう!もし何か見つかったらたっぷりお礼はするよ。ポスドクでちょうど相手を探している娘とかいるぞ
あ、もしかしたら周辺の市になるかもしれないから、隣接市くらいは探索範囲にしてくれ。多分大丈夫だと思うんだが…。
そうだ、○○神社の神主さんにアポイント取れるから、話を聞いてみたらどうだ?
軽口を(キーボードで)叩きながら、あなた達は日程を組んだ。土日を使った小旅行である。決まったことは
集合は朝10時 車は○○が出す。
ホテルは○○を使い、夕食は居酒屋○○へ行く(海鮮がうまいらしい。)
1泊2日の日程で、帰りは家まで○○が送る。
以上だ。
色々と探索をする! †
探索を始めてもらう。
まずは神社に行ってもらうが、その後どんなところを探すかは比較的自由である。しかし、誘導はもうシナリオ導入で渡すため、買い物施設以上のものを用意するつもりはない。
まぁ例えば、大量に生贄を用意しないとならないのならば、人は割りといるというところか?
神社が1つ
教会が1つ
公園が1つ
ショッピングモールが1つ
ホームセンターが1つ
商店街が1つ
予測される探索方法は、聞き込みとフィールドワークと、神社の札である。
まずは神社でのイベント
神社
有名ではないが、比較的長く続く神社である。
雑然とした住宅街の中に、ぽつんとある。
周りに人は大勢いるが、入る人はいない。
(これは境界を司る神の効果である。ある種の結界と化しているため、注意しないと入ることができない。)
(ただし、お祭りは大盛況になる。意識してしまえば容易に入ることは可能であるし、正しい道へ誘うことも可能である。)
納めているのは天照大御神の分け御霊で、ご神体は槌(天沼矛の模造)である。
お守りの効能は道中安全、家内安全、職場安全である。
特に道中安全で有名らしい。
神社の大きさは平方20mくらいのこじんまりとしたものである。本殿以外の建物はほとんどないようだ。
あるのは手水舎と何やら倉庫らしきもの、そして相撲の土俵(お祭り用、子どもたちがお相撲する。催し物)である。
正面には賽銭箱と本殿がある。
探索者が訪れると、神主さんと門で遭遇する。
A.敷居を踏んだ場合:怒られる
B.敷居を踏まない場合:褒められる
境界に立つことは自分の定義を見失うということ、
何かに立ち向かうとき、自分の立ち位置を見失ってはならない。
だから境界に立つことは良くないこと。混ざりものにはならないように。
(言霊だけじゃ効果はないんだけどね)
本殿は荘厳な作りになっているが、普通の神社以上の印象は受けない。
ただ、飾られてる絵はあなたの興味を惹くのに十分な美しさである。
(飾られる絵には海に関する絵や、天地創造に関連する絵がある。)
神主さんが言うには、
そういう伝説は確かに伝わっている。古事記にある天地創造の中心地は(出雲や伊勢とも言われるが)ここであるという説もある。
ただ、戦争や宗教に関係する事件やらで、正確には分からない。
創造の中心の中心、そこには竜脈が走っており、良い気が集まるはずである。
ここにも竜脈により気が溢れているはずなのだが、あまりそういう感じは受けない。
正しくあなた達を導くために、お守りを上げます。といっても御札で使いきりなんですが…。
御札を(人数+1+幸運成功数/最低4枚)枚上げます。
これを炙ると、矢印が出る。その矢印の指す方向に気が集まっている場所がある。そこを探せば何かあるかもしれない。
オマケで占星術をしてくれる。
「ご神体はこう言っています。」
「星辰は揃っている。キョウカイに気をつけよ。」
「邪な誘いに乗るべからず、我は守護神として常にお前をに味方する。」
ふむ、なかなか数奇な運命のようですね。
御札1枚オマケしておきます。
神は貴方の心とともにあります。
Q.ご神体を貸してくれ
A.それは無理です。どうしてもというのならば…。
ご覧になります…?
実は空箱である。神は御心に…。
以上が神主から得られる情報である。巫女さんやお手伝いさんはいないが、神主に尋ねれば別途 お守り、木札、絵馬、などを買うことが可能である。(破魔矢やくまでなどの他のものは期間限定でしか作ってないらしい。頼めば1つだけ買える。)
これ以降、御札系を持っている人は町中に五芒星の文様を見ることが可能になる。
他の人には見えない。目星に成功すると、その地点での正しい五芒星の数を知ることが可能である。
ただ、それは生理的に気持ち悪く、じっと見ているとあなたに語りかけてくるような気がする。
(境界制御の副作用であり、魔術的に隠されていた五芒星を見ることができてしまう。)
"こっちへおいで、こっちへおいで…。"
五芒星の集積地点と御札が示す先は異なる。どっちへ行ってもいいが、どちらも行くのは厳しい
教会
十字架が一切なく、五芒星を崇めている教会
人は少ないが、熱心な信者が数人いるらしい。
神父がいるが、なんかAPPが低く、魚のような顔をしている。
(教会の奥には魔導書のコピー(日本語)が存在する。牛皮の魔導書、支配者共の書、名前は未定)
書かれている呪文はショゴス関連
ショゴスの召喚・送還
ショゴスの支配
ショゴスの魅了
ショゴス小×ショゴス大の名状しがたい背徳的な何か
これはネクロノミコンの写しであるらしいが、経緯は不明瞭である。
神父
やあやあ、こんにちはこんにちは、
偉大なる神の庇護下にある人の子たちよ
何かお悩みがおありですか?
なるほど、しかし私は邪教には興味ないのですがね…。
しかし、悩みがあるなら五芒星の導きに従うのがいいかと思いますぞ
洗礼をいたしましょう。誰から?
洗礼を受けた人は永続的に五芒星が見えるようになる。
目星を使った場合に強制的に五芒星カウントが入る。
公園
人がまばらに居る。居る人は
散歩中の老婆・ベンチに座っている夫婦・遊ぶ子供達
の3種類である。
別に全員に話しかけなくて良い。
基本的に有用な情報は取れない。神社のお祭りのことを尋ねたら教えてもらえる。
その他のことについては一般人であり詳しくはない。教会については興味すらない。
ショッピングモール
いろいろなものが売っている。イオンとかそういうもの
人は割りと多くいる。
生鮮食品が安いが、質はそれほどでもないという評判である。
くじ引きをやっており、3000円以上買い物すれば利用可能である。
5等:いわゆるハズレ:ティッシュペーパー
4等:幸運を3回連続成功:トイレットペーパー
3等:幸運を4回連続成功:商品券1万円分
2等:幸運を5回連続成功:オリジナルブランド腕時計(事前宣言を行えばダイスロールやり直しできる。)
1等:幸運を6回連続成功:型落ちスマートフォン(後付でダイスロールのやり直しができる。)
何か有用なものを渡してもいいのだが、正直思いつかない。
ホームセンター
いろいろなものが売っている。あんまり人はいない。特にキャンペーンもやっていない。
買い物用の施設である。
商店街
いろいろなものが売っている。人も結構いる。お祭りごとは特になにもない。日常の象徴である。
プロトタイプは以上であるが、探索者の求めに応じて適当に作ろう。
御札を使う毎に見つかる刻まれたメモ †
あなたは五芒星の中に次のようなメモを見つける。
それは書いてあることは分かるのだが、実際に書いてあるわけではなく、
強く意識すると、頭の中に直接情報が流れこんでくるようだ
①
様々な街を巡ったが、この街である確率が一番高い。
私は実についている。しばらくこの街に滞在し、情報を集めよう。
SANチェック 0/1d3
②
どうやら例の物は実際にあるわけでなく、地脈にその概念が眠っているようだ。
この街の地脈はなにかを作るということに非常に強い力を発揮する。こんな地脈は見たこと無い。
SANチェック 0/1d3
③
この街で工房を構えることにしたのだが、なかなかうまくいかなかった。
工房を作ろうとすると、結界の境界に杖のようなものができてしまう。
どうやらこれが邪魔をしているようだ。
しかし、なぜだろうか、これは私の魔力を劣化させる。
なんとか結界自体は作ることができたが、あまり強いものはできないようだ。
SANチェック 0/1d4
④
どうやらこの街は、この国の創世の中心らしい。
となると、創造神の加護を受けているためにこの時の地脈は強い上、何かおかしいのだろう。
結界を邪魔しているのも恐らく関連したアイテムであるが、私には検討がつかない。
SANチェック 0/1d4
これらは全て魔導師の書棚にて見ることが可能なメモである。
結界が不完全であったため、強く意識すると結界の中の情報が透けて見えてしまうようだ。
最後の手記は本棚で直接見つかることになる。
⑤
この間違ったルールに満たされた世界に分かれを告げる時はそう遠くはない。
このアマノヌボコさえ完成してしまえば、再度この国の創世をやり直せる。
私は世界を、ルールを創造し、正しい世界の創造主となるのだ。
これが私の根源である。魔術師としての矜持をかけて、成功させてみせる。
SANチェック †
大量の五芒星
00-09 なし
10-20 0/1
21-30 0/1d3
31-40 0/1d4
41-50 1/1d4
50- 1/2d3
ただし、お守りを持っているので失敗時にはSAN装甲1を得ているものとする。
御札の示す先に向かった場合 †
御札が示す先に向かった場合、異空間にいつのまにか入っており、千本鳥居を歩いていることになる。
奥へ進むと、神社の社の前に杖(ツキタツフナトノカミ)が刺さっている。PCたちはそれを抜くことができる。
杖は半身のみであり、持ってみると非常に軽いことが分かる。また、触った瞬間になにかがかけていることを理解できる。
また、先に進もうとすると杖が来た方向へ倒れてしまう。再び立てようとしても、立てていた場所が消えており(刺さっていた鋭利な部分がなくなっている)、立てることはできず、必ず来た側へ倒れる。
杖が抜けると奥から精悍な男性が現れる。恐らくPLは神主と誤解するが、魔術師である。
衣装はそれっぽいものを着ているが、あまりこだわりはないらしい・・・。
歴史的資料をいくらかもっているらしく、話を聞くことが可能である。
色々と情報提供をしてくれ、興味深い情報をいくらか提供する。
ついていくと書斎という名の魔術師の工房がへ正体される。
少女の部屋の絵の中に封印されている。
この辺り詰めが甘いが、要素が多すぎて自分でも収まりきらなくなっている。
中へ向かう場合 †
1d3+1階に招待される。途中に別の部屋などはない。
既に異界である。この時ツキタツフナトノカミ(杖)を誰が所持しているかきっちり把握しておくこと
中に入ると、本棚・水晶台・矛のような杖のような空中に浮かぶ物体・水槽とそれに浮かぶ卵のようなものが見える
こんな感じの部屋
ツキタツフナトノカミ(杖)や竜脈の影響で広い工房は維持できないらしい。
そこで次のような話をする
魔術師
やあやあ、お客人よ、歓迎しよう
あなた達は実に運がいい、今私の最大の研究成果が完成しそうなのだ
研究が実を結べば、我々の神が現世に降臨する!
そうだ、寛大な私は協力してくれれば一つだけ望みを叶えてあげよう。
協力しない場合は戦闘に突入する。質問をする、またはもたもたしているようならば魔術師は先制を取ってくるので注意すること
外に出る扉は利用可能であるが、階段をいくら下っても出口に着くことはない。
魔術師はショゴスを放ってくる。ショゴスにDEX対抗ロールで負けると追いつかれる。なにかない限り追いつかれるまでロールを繰り返す。
出るにはツキタツフナトノカミ(杖)を使用することが必要である。周囲2mにいる人を一緒に連れていける。
捕まったら逃げ出す場合へ
逃げ出す場合 †
後ろを振り返ると道がなくなっている。その代わりに下りの階段が見える。
約2ターンショゴスの召喚が行われ、その後1回ずつ降りてくる。
DEX対抗ロールに負けると1F分追いつかれる。
ツキタツフナトノカミを利用すれば抜けることが可能である。
ショゴスは致死ダメージを与えてこない、捕まると、五芒星の集まる先に向かった場合と同じ事が起こる。この時点でツキタツフナトノカミは回収され、机の引き出しにしまわれる。
五芒星の集まる先に向かった場合 †
いきなり空間が歪み、魔術師の工房に転送される。
その時MPを5消費する。
到着先の工房で次のような会話をする。
魔術師
やあやあ、お客人よ、歓迎しよう
あなた達は実に運がいい、今私の最大の研究成果が完成しそうなのだ
研究が実を結べば、我々の神が現世に降臨する!
そうだ、寛大な私は協力してくれれば一つだけ望みを叶えてあげよう。
逃げ出すための扉はなく、質問をしたりもたもたすると先制を取られる。
この時点で勝つ手段はほぼない。
協力する場合は、意識を保ったままアマノヌボコの周りに配置され、1d3づつMPを抜かれる。
MPが0になる場合、MP1を残して止まり、SANチェック1/1d10を振りPOWが1増えると共にMPが全回復する。これによる一時的狂気は茫然自失となるだけである。
MPの注入量が100になるまでこれを無慈悲に続ける。不定の狂気は失語症(適当)となる。
MPが100になったら、アマノヌボコはアマノサカホコとして完成する。
その後は裏幻想大和を発動される。アマノヌボコの完成へ
囚われの少女_沙耶 †
宝生の工房の別階には少女が囚われている。
彼女は檻の中にあり、大きな鉈と鋏がおかれている。
それらは血で錆びついており、動きそうもない。
目星に成功すると、大きな鋏の絵が飾られていることが分かる。
(未設定だが)PLは彼女の声を、結界の外から聞くことができる。
タスケテ・・・タスケテ・・・カイホウシテ・・・
名前は沙耶であり、体内がクトゥルフ神話体系の日本を元に構成されている。
人の死骸を魔術により傀儡として復活させたもの
APPは高めの黒髪少女である。
タスケテとは裏幻想大和に戻して欲しいということ
ツキタツフナトノカミで境界を開放すると、肉塊となる。
見たPLはSANチェック、実行したPLは更にSANチェック
アイデアで更にSANチェック
実は私達も、この結界に入った瞬間に彼女と同じものになってしまったのではないかという疑惑が浮かんでしまう。
実際はただのパラノイアである。
宝生血戦 †
普通に考えて負ける。
ツキタツフナトノカミで攻撃すればショゴスと宝生が分離する。
その時点で正気を取り戻し、始末をつけると言いショゴスと対峙する。
勝利後は魔術の反動で消えてしまうことになる。
また、死亡してもそのターンで宝生が蘇生してくれ、後に生きるMPタンクと化す。
その後~日本に行く事になる。
宝生は設定上ツキタツフナトノカミを壊すことはできないので、
再度入り口まで行きツキタツフナトノカミを使えば元の世界に戻れる。
アマノヌボコの完成 †
・魔術師に協力し、その時にMPを100支払えばアマノヌボコが完成する。
なお、お守りはMP30、各種魔導書はMP100、その他グッズはMP50扱いとする。
また、MPはSANを生贄にすることで回復+POWの増強が可能であるため、魔道具一式がなくてもアマノヌボコは完成する。
SANを生贄にする場合は1d10でPOW+1とMP全回復となる。
完成するのは
アマノサカホコである。これはアマノヌボコと異属性の能力を持っている。
その中身は大いなるクトゥルフによって日本は創造されたという解釈が封じられている。
現在の神々を否定し、その部分をクトゥルフ神話体系に置き換えた日本を新たに創造する能力を持つ。
実際に生まれるものは並行世界であり、創造と同時にPL達と魔導師は飛ばされる。
この魔術は大量のMPを消費し廃人化するが、天津神(アマツカミ)→グレートオールドワンの補強によりほぼ永続的に維持される。
尚、この世界でSAN値が0になった場合は
永続的狂気:裏日本への恭順となり、正気を捨ててこの世界で生きることを決める。
SANチェックは一度ではなく複数回行われる。
また、魔術師の部屋の本から、ツキタツフナトノカミが境界を操る能力を持つことと、
その使い方(魔力を込めるだけ)を知ることができる。
この世界は次のように変わっており、これらがSANチェック要因になる
部屋の中(即時)
・原色に染まったコンクリート:1/1d6
・鱗状のものに覆われている自身の体:2/2d6
・人の皮で装丁された無数の本:3/3d4
部屋の外を見る
・無数に浮かぶ瞳、瞳、瞳:2/2d6
・雲の代わりに浮かぶ意識を持ったガス:2/2d6
・太陽の代わりのクトゥグア:3/3d6(昼のみ)
・月の代わりのヨグ=ソトース:3/3d6(夜のみ)
・揃う星辰:1/1d6
街の様子
・ショゴスで作られたビル:3/3d6
・植物の代わりに生える触手:2/2d6
・大量のディープワン:1/1d6
・自動車の代わりにディープワンを運ぶショゴス:1/1d6
・お寺の代わりにあるルルイエ:0/1
・ご本尊の代わりにある生きている邪神像:1/1d6
・神社にいるクトゥルフ:1d10/1d100
身体的動作
・目をじっと閉じると現れるティンダロスの猟犬:2/2d6
・目星をすると見つかる瞳に映る影:0/1
・聞き耳をすると聞こえるテケリ・リという大量の鳴き声:1/1d6
・アイデアをすると浮かぶ名状しがたい創造主:1/1d10
・幸運に成功するとあなたの口から現れるクトゥグアの落とし子:2/2d6
など(思いついたら増える)
ツキタツフナトノカミをApply(それに向かって祈るとか)すれば、元の日本に戻ることが可能である。
しかし、~日本を見たことにより
永続的狂気:大いなるクトゥルフへの異常な恐れ(SAN値減少2倍
永続的狂気:瞬時的発狂(SAN値が1でも減った場合、1d6分の一時的狂気
永続的狂気:平行世界の幻視(目を使ったアクションをすると確実に平行世界の情景を見てしまう。
これらの精神障害が追加される。
※アマノヌボコの正体
厳密にはアマノヌボコではなく、クトゥルフの牙と思われるものから生成されたコピーである。
そうはいっても、真のアマノヌボコなどは高天原あるため現世には存在しない。
究極の神性を持ち、アマノヌボコと同等に扱うことが十分に可能である。
→これは魔術師に協力する時に教えていただける。聞いてないのに…。聞いたらSANチェック 1/1d4
※ツキタツフナトノカミ(スサノオが禊の時に落とした杖)
クトゥルフ日本神話中において、ダゴン原理主義者のサルタヒコというダゴンの子供が、
クトゥルフを封印した際に使った杖である。
強大な神性があるのは、サルタヒコ自身がその杖に変貌したからであり、同じくとても強い神性を持つ。
という解釈もあるらしい。
詳しくは知らんが、長年祀られてきたことに答え、現在は割りと日本人に味方してくれる。
っていうか、どちらにしろとクトゥルフ神話体系というのが気に入らず、その世界は否定する。
これで魔術師がダゴン原理主義者だったら、きっとあなたたちは戻れなかったであろう。
境界を司るだけあり、混ざり物には特攻で、融合解除の効果を発揮する。
→これは魔術師の部屋の本棚にある本に書いてある。もしくは神社に祀られているのがサルタヒコということがわかり、その時に説明される。
登場人物 †
神主:古宮縁-フルミヤエニシ †
(古色迷宮輪舞曲+縁ゆかり先生 っていうか適当です。)
キャラシート(GoogleSpreadSheet)
気のいい神主さん、30代目らしい。長いねぇ…。
神父:源荒夜-ミナモトアラヤ †
(根源+荒耶宗蓮(空の境界))
キャラシート(GoogleSpreadSheet)
狂気に染まったクレイジー神父
魔術師:宝生正宗-ホウジョウタダムネ †
(FF7 ホウジョウ博士+セフィロスの武器)
キャラシート(GoogleSpreadSheet)
部屋の階数:1+1d3階
扉を開けると
・棚
・水晶台
・矛のような杖のようなもの
・水槽と、それに浮かぶ卵などが見える
広い部屋を好まず、自分の手に届く範囲で全て行いたいらしい。
実際は亜空間である工房を持っており、ここはそこの一部である。
本当は10倍くらい広いが、誰も招待する気はない。
モブさんたち †
モブキャラ、各所で適当に出現する。
老婆
神社は私が子供の頃からある。お祭りが楽しいよ。
アメちゃん食べるかい?
教会は最近できたのか、いつできたかは知らない。
なにやら嫌な感じがして近づいたことはないよ。私には神社があるしね。
アメちゃん食べるかい?
うふふ、ナンパはよしとくれ
アメちゃん食べるかい?
夫婦
神社で結婚式を上げたらしい。良い感じの神主さんで、度々お世話になっている。
今遊んでいるのが七五三で、今度行く事になる。
教会があったのは初めて知った。そのくらい印象にない。
神道の街であり、あまり馴染まないんじゃないか。
子供
夫婦とセットで登場
話しかけると、夫婦が話しかけてくる。夫婦との会話になる。
親父さん
なにを聞いてもよくわからないという。
そもそも宗教に興味がないのだ。
おだやかなおじいちゃん
寺は昔壊れて修復されていないという。檀家がいなくなったんだろうと
神社は昔からある。よく尋ねて神主さんにお話を聞く。
教会は最近できたらしい。
神話については神主さんから聞いたが、説明できるほどではないよ。
創世については古事記に書いてあることだね、それ以上はわからないよ。
にーちゃん
寺?あんの?
神社はよくお世話になっている。子供の相撲を見るのが楽しい。
教会は最近できたのは知っている。なんだか近づき辛い。
神話?創世?なんだそれ?
魔導書 †
支配者共の書 †
制作:邪教徒グッズの集大成である魔導書である。
著者はこの源荒夜であり、主に召喚についてまとめられている。
そういうのが好きらしい。
炎のゆらめき
大いなる外なる神クトゥグアを召喚するためには、フォーマルハウト星に向かって次の呪文を3回唱えればいい。
ただし、フォーマルハウト星を観測する手段は未だに分からない。
フォーマルハウトに眠りし大いなるクトゥグアよ、我が呼びかけに答え顕現せよ!
水のながれ
大いなる旧神クトゥルフを召喚するには、ルルイエの方向に供物を捧げつつ、次の呪文を唱えればいい。
ただし、星辰が揃った状態でなければならない。
太古に眠りし大いなるクトゥルフよ、生贄に答えこの場に顕現せよ!
供物は人間数人でよい
風のささやき
大いなる外なる神ハスターを召喚することは非常に難しい。門を開きハスターを転送するほうが良い。
門を開くには多量のMPが必要である。なんとかして確保しなければならない。
土のぬくもり
大いなる神、シェブ=ニグラスを召喚するには、自らを生贄にせねばならない。
心の内でこう呪文を唱えよ。認められれば命と引換にシェブ=ニグラスは降臨するだろう。
※ここで手記は欠けている。
異経典部分翻訳 †
お寺で発見される魔導書である。
本殿があった場所を探索すると鍵付きの木箱が見つかる。
探索は目星、ナビゲート、地理学、などでボーナスをつけつつ、幸運成功後、1d6の合計が6になれば見つかる。
5回ミスで単位時間が終了する。
読む場合、流し読みで呪文が分かる。流し読みをするとSANチェック1/1d6を行う。
書かれている呪文は次の2つである
クトゥルフの眼(マナコ)
・MP5 2Tスタン 40% (ショゴスは確実に成功で倍ターン 半ショゴスには倍で成功)
・失敗で1/1d6 成功で0/1d3
大いなるクトゥルフは、その瞳を覗きこんだものを死の喜びを与える。
それは人間だけでなく、かつてクトゥルフの眷属にされていたものにも同様に効果がある。
呪文を使うにはこう讃えよ
ああ、大いなるクトゥルフは、海に眠りしルルイエにてお前たちを見つめている。
いあいあ、くとぅるふ! いあいあ、るりーれ!
邪神性能力増強
・MP5 身体能力増強 確実
・武器に掛ける ダメージ+1d6
・人に掛ける DB+1d6 またはSTR,DEX,CON+5
どちらも習得には3時間かかり、2/2d6のSANチェック
大いなるクトゥルフはすべてのものを祝福し、呪いを与える。
人間自体にも使用可能であるし、道具に使うことも可能である
呪文を使うにはこう祈れ
ああ、大いなるクトゥルフは全てのものに祝福を与えん!
いあいあ、くとぅるふ! いあいあ、くとぅるふ!
これを持っていると教会の主が欲しがる。
あげなくてもあげても、五芒星について教えてくれる。
宝生手記 †
魔術師が持つ魔導書の自己編集
魔術師は純粋なクトゥルフ関連の魔術師ではない。
なので読むとSAN値が減るような魔導書は所持していない。
彼なりの秘技にクトゥルフの恩寵を混ぜるような仕組みになっているようだ。
ネクロノミコンのショゴスに関する写はあり、そこだけクトゥルフの魔導書に相当することになる。
ショゴスの召喚
ラテン語で書かれており読めない。
厳密には召喚ではなく、創造であり、水槽の中でのショゴスの育成について書かれている
ショゴスの使役
ショゴスを従えるための魔術である。
ショゴスは非常に知能が高いが、体の中にストッパーを埋め込んでしまえばいい。
アーティファクト †
人造創造神杖・アマノヌボコ弐式●●
を得ることが可能である。創世の杖を真似ただけあり、礼装以上宝具未満の能力を持つ。
MPを大量に消費して固有結界・幻想大和を使用することが可能である。(10秒毎MP100消費)
部分使用として、MPの分だけ欠損ダメージの回復をすることが可能である。
同時に一時的に(1日程)装甲+2を得る。
未完成ゆえ2回使うと壊れる。
変容したアマノヌボコである。アマノヌボコは時を経ることにより様々な解釈が行われ、その中でも最高に異端の解釈を封じ込めたのがこのアマノサカホコである。
実のところこのアマノサカホコは実際に存在することになっている。詳細はWikipediaに頼るが、このアマノサカホコと同等の手法で作っているのが魔術師のアマノヌボコである。
魔術
裏幻想大和(並行世界の創造) 消費MP* SAN*/*
唱えた時点で灰塵と帰すため、MP消費やSAN減少は存在しない。
ほぼ永続的に並行世界であるクトゥルフ神話体型の日本を創造するものである。
能力をこれに限定することにより完成したため、他の能力は微々たるものである
壱与姫(HP回復) 消費MP2 成功率 POW*30 SAN 0/0
対象者のHPを1d100回復する。また、回復量が50以上ならば病気や四肢の分断などからの症状も回復する。
実態は回復というより新規創造であり、弱っていた臓器や後天的に失った体の一部、あるいは先天的に存在しないものも創造することが可能である。(盲目設定のPCに視覚を与えたり)
ただし、当たり前だがSANは回復しない。
クールタイム24時間、同一人物が2回使うことは不可能
石猿(物理装甲+15) 消費MP3 成功率 POW*10 SAN 0/0
対象一命に装甲を付与する。装甲の対象となるのは外部からのダメージのみであり、体の内部からのダメージを軽減することは不可能である。
打撃・斬撃・突き・炎・電気・かまいたち、全て軽減可能である。
クールタイム24時間
所持ボーナス
再生 HP1/1hour 装甲+5
死亡した場合壱与姫を自動で発動する。
境界を制御したり、混ざり物を取り除いたり、道案内をしたりすることができる。
かなりの便利アイテムであり、このシナリオの大半はこの道具を使えば解決してしまうという結論になってしまった。
登場自体はかなり後なので、まぁそこまで行ったらどうにかしてこれの使い方を明らかにすれば勝ちと言ったところだろうか?
設定の都合上封じられている呪文などは存在しない。余裕があったら作ってみてもいいかも、それが封じられていることを知ることができるかは知らないけど
お守りなど †
霊障耐性があるお守り、弱い魔術や魔術の真似事みたいなものを遮断することが可能である。
特に境界操作に対しての耐性は高く、意思を持つものがそれを持てば境界を破ることが可能である。特に意思を持たないものには境界からの保護を行う。
戦闘上の防御効果や、意図的に貼られた結界の解除などは行うだけの能力は所持していない。そこまでを自動で行うのは量産品だけに荷が重い。
地図 †
素地図
探索者地図
GM用地図
青いところに適当に要所は設置しよう。
肌色のラインが示すのが五芒星の数、X2が五芒星の集まる先の中心である。
X1が御札の示す先であり、魔術師の工房が存在する。
ん?なんだこれは?
シナリオ概要・要整理 †
ある都市のある地域での出来事である。
あなた達は歴史に大きな興味があり、日本書紀にある国産みの道具である。
天の沼矛(アマノヌボコ)のモデルがあることを独自に予測立てた。
この円の中である。
そこであなたたちは食事をしていると、修行僧を見つける。
あなた達はその人物に声をかける。
「やぁ、修行僧さん、お疲れ様です。お食事でもどうですか?」
あなた達は更に持論をその修行僧に語り、修行僧はそれを受け入れる。
「ところで、この近くの歴史的建造物で、なにか曰くがあったりすることを知りませんか?」
そこで修行僧はあなた達に3枚の御札を渡します。
「この地域は私の宗派では聖地として語られています。」
「この3枚の御札はあなた達を導くことができるでしょう。」
「力を込めれば作用させることができる。あなたの祈り・願いに反応する。まあ、こういうものはたいていそう使うんですよ。」
「まぁ、半分はトリックのようなもの。形状記憶合金を知っているでしょう?(ハハハ」
さぁ、アマノヌボコがなくとも、きっとなにかは見つかるでしょう。
御札を使うと同時にあなたは予期せぬビジョンを見る
移動していると影を見る
近づいていくと影が多くなる。
円内の離れた地点で御札を燃やせば直線方向的に場所が分かる。
4枚の御札を使ってその地点を見つけよう。
正解地点をよく調査すると
誰も目がいかない箇所があることが分かる。
その先に杖がある。
ツキタツフナトノカミ(境界(間・半妖特攻)の神・道案内(交通安全・道中安全)の神である。猿田彦であり、海と陸を分かつことができる。)
杖の先に道は続いている。廃ビルの奥になにかがあるようだ。
奥には魔術師がいる。杖を取った時点で気づかれる。この時点でもう魔術師は生かして帰す気はない。
神話生物の召喚や、型月式魔術を使い探索者を生贄にしようと試みる。
ただ、ツキタツフナトノカミor御札を所持していると遠隔魔術には対抗できる。
ツキタツフナトノカミの影響範囲は3mである。御札は所持で効果あり
境界を操る魔術師であり、杖に魔術作用をかけようとすれば境界を解くことが可能である。
そのヒントは冒頭の話で
ショゴスを避け、魔術師に杖の効果を発揮すれば殺すことが可能になる。
魔術師は殺す気で招き入れる。実験に協力という名目で殺そうとするが、拒めばショゴスを1体召喚し戦闘。